時代を視る

2026年1月ニュースレター 時代を視る

2026年1月13日

一般財団法人WIN WIN 代表 山口 積惠

新年あけましておめでとうございます。旧年中はWIN WINの活動にご支援とご協力を賜りましてありがとうございました。心より御礼申し上げます。本年も変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

今年の三が日、関東地方はお天気に恵まれて、明治神宮をはじめ、地域の神社が多くの初詣客で賑わっていました。自宅近くにある杉並区の神明宮を参拝するのに一時間近く並び、神殿にみなぎる初春の空気を胸いっぱい楽しむことができたのは喜ばしいかぎりでした。

 

政治の分野での昨年のトピックは、日本で初めての女性の総理大臣として、高市早苗さんが選ばれたことでした。 高市早苗首相が「日本列島を強く豊かにする」政策として、6つの力を強くすると発表したことは記憶に新しいと思います。私は、その政策をどのように実現していくか、また弱者や困窮者に対してどのような政策を打ち出していくか、しっかり確認してゆきたいと考えます。

 

亡き赤松良子さんがまだお元気で、WINWINの活動を精力的になさっていた時期、私は傍らで事務局長をしていました。何かとお話しする機会が多く、いくつか印象に残るエピソードを記憶しています。今日はそのうちの一つを紹介します。ある時赤松さんはこう言いました。

「WINWINのような、こういう活動は一朝一夕には成りませんよ。尺取り虫を知っていますね。1尺は3センチ。つまり活動は1年にそれくらいしか前に進まないと思いましょう。だけど1年に3センチしか進まなくても、10年続ければ30センチ。小さいことであっても根気よくやるこが大切なんですよ」

今でもこの言葉を思い出しつつ、改めて「継続は力」だと思うのです。やったりやらなかったりではなく、女性議員を増やす活動をやり続け、当選者を増やしていくことが重要だと考えると、身が引き締まる思いです。できる限り活動を続ける。

それが赤松さんの遺志を受け継いだ私の使命だと思っています。そして、実現には一人の力だけでは到底不可能であり、会員のみなさまとともに、赤松さんが言っていたように、尺取り虫のように前に進んでいくしかないのです。どうか皆様のお力をいただけますように重ねてお願いを申し上げます。

 

敬愛する赤松良子さんの三回忌として、2月7日(土)「赤松良子メモリアルWIN WINシンポジウム」を日本プレスセンターで開催します。基調講演は三浦まりさん、パネルディスカッションにはWINWINが選挙支援をした7名の現役議員が登壇されます。ご参加をお待ちします。

 

ところで、正月早々、とんでもないニュースが飛び込んできました。1月3日のアメリカのベネズエラ攻撃です。トランプ政権がベネズエラの首都カラカスを軍事攻撃し、マドゥロ大統領を拘束したというのです。マドゥロ氏には「麻薬テロ」の罪があるというのですが、報道によれば、トランプ政権の本当の狙いは世界最大の原油埋蔵量を誇るベネズエラの石油利権の獲得だとも。確かにマドゥロ氏は独裁的で褒められた大統領ではなかったかもしれないが、トランプ氏が記者会見で語ったように「アメリカがベネズエラを運営する」とまで言うことが、果たしてベネズエラに民衆主義の回復をもたらすことになるかは疑問だと思いました。ともあれ、一年がスタートしました。世界情勢にも関心を持って参ります。