時代を視る

2021年11月ニュースレター 時代を視る NO331

2021年11月10日

win win代表 赤松良子

No331 2021年 11 月10日

 

10月も去り、秋深く、日本列島では総選挙が行われた。第一党の自民党は、

議席は減らしたものの議席過半数は確保したので、成立したばかりの内閣は当面安泰ということになるのであろう。

一方、野党第一党の立憲民主党は、これも議席を減らし、総数100人を切ってしまった。これでは執行部は責任を取らざるを得ず、結党以来、党の顔だった人と、選挙の直接責任者とは何れも辞意を表明した。

独り勝ちをしたのが「維新」で、小選挙区で16人、比例代表で25人、計41人と、第三党に、なった。この党が憲法改正などと言い出すと、戦争になりかねないから、要注意というべきであろう。

一方、WINWINも推薦候補者を立てて、会員諸氏に応援をお願いしたのであったが、その内少数の方は残念な結果となり、全員当選というわけにはいかなかった。(詳しいご報告は別途)

2021年衆院選の結果、女性議員は45名が当選したが、これは全体の9.7%にすぎず、前回(2017年)の10.1%より後退してしまった。国際的な数字で、日本の女性の地位が最低のところで低迷しているのは、国会議員の女性の割合の少なさが、大きな要素であることを思うと、今度の結果も全く残念である。

それというのも、第一党の自民党で、女性議員の割合が7.7%と1割にも満たないことが大きな原因であることを知り、何とか、自民党の女性達に頑張ってもらい、それを党のオジさま達が応援してほしいと願うのは、無理な話なのであろうか??

日本が、女性の地位の低い国だと思われるのは、国民として名誉なことではないと思うのだが・・・。

(追記)

こんな大事な時期に、私は不覚にも、骨折入院中で、何の仕事もできませんでした。お詫び申し上げます。