時代を視る

2020年4月ニュースレター 時代を視る N0242号

2020年4月10日

win win代表 赤松涼子

「平和とパリテ」

4月10日です。

これは、日本の女性が初めて選挙権を行使して、39人の女性代議士を誕生させた記念すべき日です。1946年のことですから、あの日投票に行った人はもう90代半ば、すっかり少数派です。でも、若い人も考えましょう。参政権というものが何故大切なのか。

もし、これがなかったら、男女雇用機会均等法もできなかったでしょう。政治の場における男女均等法だって勿論です。女性がいくら差別されていると思って腹を立てても、文句を言う手段が無いのです。ブーブー言ってみても犬の遠吠えでしかありません。でも参政権があれば、自分が国会議員になって、あるいは自分の考えを代弁してくれる人を(多くは女性)国会や地方議会に送って、自分の意見を反映させることができるのです。「あると無いとでは大違い!」という言葉がありますが、参政権ほどそれにピッタリなものは、とても見つかりません。そして「パリテ」というのは50:50という意味ですが、これは政策決定の場で、男女半々という意味です。女性の政治参画を推進するための言葉ですが、これは参政権あってこそ、そしてそれを有効に行使してこそ実現できるわけです。

この女性参政権を日本で実現するのに、非常に大きな貢献をした人といえば、市川房枝氏ですが、この方は長かった人生の前半は参政権獲得のために、そして後半は、自ら国会議員になって活躍されましたが、晩年、

男女平等を実現するためには、戦争をしてはいけないという根本的なことに気がつき、「平和なくして平等なく、平等なくして平和なし」という、明快にして切実なスロ

ーガンを提唱して全国を廻られました。まさに「平和とパリテ」です。

 

 

 

今、コロナとやらいう不気味なウィルスが蔓延し、外出を避ける日が続いていますが、ものを書くのには、もってこいの休日です。幸い、歩いていける道に美しい桜の木が何本かあるのを見つけました。

皆様も「ピンチをチャンスに」と気持ちを引き立て、読書とか散歩とか、できることを楽しんで、この春をお過ごし下さい。

 

「平和とパリテ」
4月10日です。
これは、日本の女性が初めて選挙権を行使して、39人の女性代議士を誕生させた記念すべき日です。1946年のことですから、あの日投票に行った人はもう90代半ば、すっかり少数派です。でも、若い人も考えましょう。参政権というものが何故大切なのか。
もし、これがなかったら、男女雇用機会均等法もできなかったでしょう。政治の場における男女均等法だって勿論です。女性がいくら差別されていると思って腹を立てても、文句を言う手段が無いのです。ブーブー言ってみても犬の遠吠えでしかありません。でも参政権があれば、自分が国会議員になって、あるいは自分の考えを代弁してくれる人を(多くは女性)国会や地方議会に送って、自分の意見を反映させることができるのです。「あると無いとでは大違い!」という言葉がありますが、参政権ほどそれにピッタリなものは、とても見つかりません。そして「パリテ」というのは50:50という意味ですが、これは政策決定の場で、男女半々という意味です。女性の政治参画を推進するための言葉ですが、これは参政権あってこそ、そしてそれを有効に行使してこそ実現できるわけです。

この女性参政権を日本で実現するのに、非常に大きな貢献をした人といえば、市川房枝氏ですが、この方は長かった人生の前半は参政権獲得のために、そして後半は、自ら国会議員になって活躍されましたが、晩年、
男女平等を実現するためには、戦争をしては
いけないという根本的なことに気がつき、
「平和なくして平等なく、平等なくして
平和なし」という、明快にして切実なスロ
ーガンを提唱して全国を廻られました。
(次ページに続く)

まさに「平和とパリテ」です。

私は大学を卒業して(1953年)始めて就いた仕事が労働省婦人少年局での「婦人の地位の向上」のキャンペーン、4月10日からの1週間を「婦人週間」として全国から女性を集めて大会を開き、日本ではいかに、女性が抑圧されてきたか、それを改善するには何が必要かを朝から晩まで議論をしました。女性の権利をうたうスローガンを考え、ポスターを作るのが仕事でした。長い職業生活の第一歩が4月10日からの婦人週間キャンペーンだったことに、言い知れぬ深い縁(えにし)を感じています。

今、コロナとやらいう不気味なウィルスが蔓延し、外出を避ける日が続いていますが、ものを書くのには、もってこいの休日です。幸い、歩いていける道に美しい桜の木が何本かあるのを見つけました。
皆様も「ピンチをチャンスに」と気持ちを引き立て、読書とか散歩とか、できることを楽しんで、この春をお過ごし下さい。