時代を視る

2020年1月ニュースレター 時代を視る N0239号

2020年1月10日

win win代表 赤松涼子

2020年、そして令和2年を迎えた。

いやに2が並んでいるが、特に何か意味があるわけでもないであろう。

毎年、世界経済フォーラム(GGGI)が発表するジェンダー格差指数によると、日本は又もや10位以上も下がって121位になったという。女性の地位の向上を一生の仕事と考え、90歳になったのに、一体どうなっているのだろうと悲しいやら、口惜しいやら・・・。内容を具体的に見ると、国会議員の中の女性の割合、閣僚の中の女性の割合、女性首相の在任期間などの数字から判定するのだというから、依怙贔屓の結果ではないのであろう。たしかに、衆議院議員では女性はわずか10%台、閣僚では安倍内閣になってからは1人とか2人、50年前までさかのぼって眺めても、女性首相は見当たりません。

これで先進国といえるのでしょうか? フランスはパリテ(50:50)を実施するために、とても難しい選挙制度を考え出して、地方では女性議員半数に迫ったとか、ドイツは国会議員比率では負けているが、何しろ女性首相(メルケル氏)の在位が長いし、北欧は女性大統領が珍しくなくなって、クオータ制も今や必要なしとやめてしまったとか。ずい分水をあけられていますよ、我が国は!!

だが、最近一つ、女性国会議員ががんばった成果があった。シングルマザーへの寡婦控除(所得税)適用拡大である。男性議員は、どうもシングルで子供を生む女性が気に入らない様子で、シングルと寡婦とは違うと言い立てて、拡大に反対をした。前者は結婚しないから、後者は夫が亡くなったから、と原因は違うが困っている状態は同じだろうに・・・。ふしだらな女は許せないと、潔癖なのか、想像力が乏しいのか、頑固に反対するオジさんが多かった様子。これに反し、女性議員の方は、自身有夫の母であっても、シングルマザーの状態を理解するにやぶさかでなく、適用拡大を支持し、結束してがんばった結果、法案を成立させたと聞く。

コンサバの代表のような女性さえ、一緒にやったのを見て、やっぱり女性議員を増やすのは必要だと、WINWINの信条が正しいことが証明されたと喜ぶべきか、それは早トチリと、坐り直すべきか??

昨年の話題で、年が明けても、まだ続いているのが、「桜を見る会」である。安倍首相の肝いりで何万という人を招いていたというので、誰を招いたのか発表せよと迫られたが、名簿はやぶって捨てたとか・・・。たかが花見の宴会というなかれ、巨額の国費が使われたのだという。前夜祭には首相個人の後援会のメンバーが、ホテル・ニューオータニに破格の値段でディナーパーティーに招かれたとか、いろいろ噂が飛び交ったが、結末は、春の夜の夢だったのか?

私の感想。内閣の存在さえ揺るがしかねない出来事の名が「桜を見る会」だとは、日本は平和な国だなあ!