| 総選挙にむけて 〜イタリアで知る小沢氏辞任〜 |
WIN WIN代表 赤松良子 |
5月前半は、さわやかなヨーロッパで過ごし、45年ぶりの夢(ベニスでゴンドラに乗ること)も果たし、14日に無事帰国した。当然疲れがでているが、人生、よいことばかりがあるわけはないと悟って、静養につとめている。会長になってはじめてのユニセフ国内委員会年次総会がルクセンブルグであり、久しぶりの英語の会議で、ヒアリングの衰えを痛感し、これは何とかしなければと反省しているが、何とかなるものだろうか?
30歳台はじめにイタリアかけ歩きをした時、ゴンドラに乗りたしと思えど、ゴンドラはあまりに高し(何しろ貧乏旅行だった)とあきらめ、次に来る時は必ず乗ろうと思ったのだが、それから45年もたったとは!
「ベアテの贈りもの」という映画をつくり、これが成功して、英仏独伊と4ヶ国語版までできたので、世界のあちこちで上映される機会に、解説を受け持って出かけている。昨年はモロッコ、ジュネーブ、ロンドン。今年は5月にベニス大学で日本語や日本史を勉強している研究者、学生などを対象に上映され、反響をよんだ。そのあと、同行の日本人の女友達と、あれこれ注文をつけて選んだゴンドラに乗って夢を果たした次第である。
夢は持つべし!持たない夢は実現するわけがない。
帰途、ミラノのホテルでWall Street Journalを見ていたら、珍しく日本の記事が出ていた。
小沢一郎氏の民主党代表辞任であった。第一秘書の突然の逮捕以来、辞任は時間の問題かと取沙汰されていたが、時間をかけての決断で、引き金は読売新聞の世論調査のようだと後で知った。即ち小沢氏が辞任するのが適当と思うが、留まるべしより大きく上回ったことを知って、秋までにはある総選挙への影響をおもんばかって辞任したということである。
このあと、民主党は代表選挙を実施し、幹事長の鳩山由紀夫氏と副代表の岡田克也とが立候補し、前者が勝って新しい代表となった。
国民的な人気という点では、岡田氏がまさっているといわれたが、そのことが直に反映するようなシステムではないから、幹事長有利という予測があたった。もともと、今度の辞任は、執行部体制が悪かったわけでも、政策が間違っていたわけでもなく、小沢氏個人の問題から起こっているのだから、そのあとを幹事長が襲うというのは納得のいかないものではないだろう。
新しい体制では、ライバルの岡田氏を幹事長に、小沢氏を代表代行(選挙対策を担当)、現代行2人は留任として党の一致結束を重んじて、総選挙での勝利一政権交替をめざす方針が確認された。結果、世論調査では好感をもって迎えられ、民主党支持率は、小沢問題での低迷から上向きに転じたと報道されている。
となると、解散はまた先送りとなる情勢だから、立候補を予定している女性候補者の健闘を祈り乍ら、WINWINは準備をゆっくりでき、私も体調を快復することができる。「日本の景気は底をついた」と与謝野大臣の発言もあることだから、失業率の下がらないのと、「ハケン」の心配は続いているが、何とか楽観的に旅の疲れを癒すことにしたい。
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